出店作業所の紹介
すてあーず誕生!! 心新たに、踏み出した一歩
2012年1月1日、精神小規模作業所ドリームカンパニー、アトリエなす花(以下なす花)が統合し、就労継続支援B型事業所に移行した。今年度当初は、移行期限ぎりぎりの2012年3月を予定していたが、新規利用者が増え、1日平均利用者数も安定してきており、急遽予定を早めた。事業所名については、いろいろなアイデアが出たが、1階のドリームカンパニーと2階のなす花をつなぐ階段(stairs)と、売り上げアップ、工賃アップをめざし、一歩一歩階段を上がっていきたいという思いで「すてあーず」に変更し、心機一転、新たな一歩を踏み出した。
障害者自立支援法下の施設への移行を前提に、現在の場所へ移転したのは、ドリームカンパニーが2006年7月、なす花が2006年8月。一つ屋根の下で活動を始めてからは、移行を含めた今後の活動展開についてなど、2か所の作業所合同のミーティングを通して、継続的に話し合ってきた。合同ミーティングでは、それぞれの作業所の活動内容を理解し、働く人同士が知りあうことから始まり、障害者自立支援法のこと、そこに示されているサービス体系についての学習、皆がどう働いていきたいのかといった思いの共有などを行った。途中、障害者自立支援法訴訟や政権交代など、情勢の動きが激しくなり、情報共有に時間を費やした時期もあった。様々な情勢の変化に一喜一憂しながらも、移転後の5年半、今まで自分たちが創ってきた活動を大切にしたい、今まで同様工賃アップ目指していきたいという思いは変わらなかった。
移行の期限である2012年3月に向け、この1年間は、新規利用者も増えていたことから、改めて、就労継続支援B型や情勢の共有、2か所の作業所の運営状況を見直しながら、移行に向けて具体的な話し合いを行った。ドリームカンパニーは、常連客が多く、十分には程遠いものの、一定の売り上げは確保できている。しかし、なす花については、ここ数年売り上げが下がっており、厳しい運営状況が続いていた。営業活動を行い、販路拡大を目指したが、単価が低い手作り小物での勝負には、限界があった。そこで、なす花の製作内容の変更をしていくこととし、これまでの活動で培った製作技術を活かし、エプロンや給食用白衣の製作を主に進めていくこととなった。すでに今、新装開店を予定しているルポーズからの注文を受け、カフェエプロン製作を開始。作業内容変更の助走段階といったところである。
事業移行について、メンバーは「名前も変わり心機一転。これからもみんなで一生懸命頑張りたい」、「売り上げアップを目指したい」、「We can change。事業移行を機に、変わることができるのではないか」と語る。作業内容の変更や職員の変更など、不安なこともあるだろうが、一方で、変化への期待もある。この期待が実感となるよう、すてあーずとしての新たな活動を一丸となり充実させていきたい。
すてあーずは、リサイクルショップを運営する店舗部門と、エプロン・白衣製作を主とする製作部門の2つの柱で運営していく。リサイクルショップすてあーずを今後とも変わらず、ご愛顧くださいますようお願いします。そして、すてあーず製作部門へのご注文もお待ちしております。
「機関紙「やどかり」2012年1月号より」
障害者自立支援法下の施設への移行を前提に、現在の場所へ移転したのは、ドリームカンパニーが2006年7月、なす花が2006年8月。一つ屋根の下で活動を始めてからは、移行を含めた今後の活動展開についてなど、2か所の作業所合同のミーティングを通して、継続的に話し合ってきた。合同ミーティングでは、それぞれの作業所の活動内容を理解し、働く人同士が知りあうことから始まり、障害者自立支援法のこと、そこに示されているサービス体系についての学習、皆がどう働いていきたいのかといった思いの共有などを行った。途中、障害者自立支援法訴訟や政権交代など、情勢の動きが激しくなり、情報共有に時間を費やした時期もあった。様々な情勢の変化に一喜一憂しながらも、移転後の5年半、今まで自分たちが創ってきた活動を大切にしたい、今まで同様工賃アップ目指していきたいという思いは変わらなかった。
移行の期限である2012年3月に向け、この1年間は、新規利用者も増えていたことから、改めて、就労継続支援B型や情勢の共有、2か所の作業所の運営状況を見直しながら、移行に向けて具体的な話し合いを行った。ドリームカンパニーは、常連客が多く、十分には程遠いものの、一定の売り上げは確保できている。しかし、なす花については、ここ数年売り上げが下がっており、厳しい運営状況が続いていた。営業活動を行い、販路拡大を目指したが、単価が低い手作り小物での勝負には、限界があった。そこで、なす花の製作内容の変更をしていくこととし、これまでの活動で培った製作技術を活かし、エプロンや給食用白衣の製作を主に進めていくこととなった。すでに今、新装開店を予定しているルポーズからの注文を受け、カフェエプロン製作を開始。作業内容変更の助走段階といったところである。
事業移行について、メンバーは「名前も変わり心機一転。これからもみんなで一生懸命頑張りたい」、「売り上げアップを目指したい」、「We can change。事業移行を機に、変わることができるのではないか」と語る。作業内容の変更や職員の変更など、不安なこともあるだろうが、一方で、変化への期待もある。この期待が実感となるよう、すてあーずとしての新たな活動を一丸となり充実させていきたい。
すてあーずは、リサイクルショップを運営する店舗部門と、エプロン・白衣製作を主とする製作部門の2つの柱で運営していく。リサイクルショップすてあーずを今後とも変わらず、ご愛顧くださいますようお願いします。そして、すてあーず製作部門へのご注文もお待ちしております。
「機関紙「やどかり」2012年1月号より」
