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メルマガバックナンバー

≪TOMO市メルマガ≫ 障害への理解を広げる裁判 〜TOMO最新号紹介〜 No.333
─T─O─M─O─市─
きょうされんネットショッピングモールTOMO市より、
新着情報をお届けします。
− http://www.tomoichiba.jp −

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【 Contents 】
  
 障害への理解を広げる裁判 〜TOMO最新号紹介〜


【 お知らせ 】

 ◆山形・米沢の“なでらの森 楓”がオープン!!◆
    ご注文お待ちしております。

  http://www.tomoichiba.jp/s_yamagata01_index.html

 ◆twitterではオススメ商品などを紹介しています◆

  https://twitter.com/TOMOICHIBA (@TOMOICHIBA)
 ※TOMO市トップページ上でtwitterが見られるようになりました!

 ◆イベントシーズン到来!東北物産展も一緒に売りましょう◆

 東北物産展の現状と現地でつくる人、売る人の思いは以下からお読みください。
 【TOMO市】被災地商品ショップからのお願い ⇒
 http://blog.canpan.info/tomoichiba/ 

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 こんにちは!TOMO市のナベです。
 
 京都や広島をはじめ各地での豪雨被害。
 情報に接するにとても心苦しい思いです。
 被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
 
 8月最終週になりましたので、
 TOMO市を運営しているきょうされんの月刊誌
 「月刊きょうされんTOMO」の9月号が発行されました。

 毎月1つのテーマを掘り下げる特集が好評のこの機関誌。

 過去の特集はこちら⇒ http://www.kyosaren.com/topicsAndNews/cat1/

 今月号の特集は「なぜ健太さんは亡くなったのか」です。

 メルマガ読者のみなさん、「安永健太さん死亡事件」をご存知でしょうか。
 
 2007年9月25日、
 佐賀市に暮らしていた知的障害のある安永健太さん(当時25歳)は、
 福祉施設から自転車で帰宅する途中に、
 5人の警察官に取り押えられ、その直後に亡くなってしまいました。
 
 健太さんのご遺族は「真実を知りたい」と、
 佐賀地方裁判所に訴え、裁判を起こしました。
 一旦不起訴となりましたが、
 裁判を求める11万もの市民の署名により、
 戦後わずか0.07%しか認められていない「付審判請求」が認められ、
 刑事裁判が開かれました。

 ただ、裁判の争点は、
 遺族が望んだ「なぜ健太さんは亡くなってしまったのか」を
 明らかにするものではなく、
 「警察官が殴ったかどうか」が焦点となり、
 最高裁までいきましたが、結局は敗訴してしまいました。

 裁判では、健太さんがなぜ無くなってしまったのか、明らかにされていません。

 「事件当日、健太さんの身に何が起きたのかを明らかにしたい」
 
 「もし警察官が障害について理解があり、
  配慮ある対応をしていたら、このような事件は起こらなかったのではないか。
  このまま真相がわからないまま裁判が終わったら、
  全国各地で同じような事件が起こってしまう」

 ご遺族は、このような思いから民事裁判にも立ちあがり、
 今年2月28日に行われた佐賀地裁でのわずか10数秒の
 訴えをしりぞける判決に、深く落胆し怒りをもちながらも、
 控訴し、現在にいたります。

 きたる9月22日の福岡高裁での控訴裁判に向け、
 九州内では安永さんの事件を考える「つどい」が
 開催され、今後も予定されています。
 
 さらに全国規模でも、
 安永健太さん死亡事件裁判を、
 「すべての社会の人たちに、障害についての理解を広げる裁判」
 として、募金などの支援活動を行なっています。
  
 募金はこちら⇒ 郵便振替 00190−0−665092
         安永健太さん死亡事件を考える会支援募金

 TOMOの紙面では、
 
 ・事件をふり返る
 ・不起訴から付審判請求へ
 ・民事裁判でも「なぜ亡くなったか」を問う
 ・障害者権利条約を司法(警察、検察、裁判所)の場でも
 ・裁判の行く末は厳しいが控訴を決断
 ・九州全域で、そして全国で

 という章立てで詳しく書かれています。

 さらに、「特派員だより」コーナーでは、
 今年8月2日に福岡で行なわれた
 「安永健太さん死亡事件裁判を考えるつどい」を紹介しています。

 月刊きょうされんTOMOは、
 1年度間通年のご購読(毎月お届け)というかたちでお読みいただけ、
 以下よりお申込みいただけます。

 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_tomobook_1287.html
 
 ※恐れ入りますが、銀行振込決済のみの受付とさせていただきます。

 今後も読みごたえある特集を用意しています。
 
 この機会にぜひ、年間購読ください。

 ※今お申込みいただきますと、2014年4月号からのバックナンバーをお送りいたします。


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■ETV特集「“戦闘配置”されず 〜肢体不自由児たちの学童疎開〜」
 をさらに深めるための一冊、あります

 日本で最初に開校した肢体不自由児の学校
 東京都立光明(こうめい)特別支援学校で最近発見されたかずかずの記録。
 終戦記念日に合わせて、肢体不自由児の集団疎開について
 当時の記録と証言から明らかにしたこの番組は、
 これまであまり知られていなかった事実に光をあて話題となりました。

 ⇒ http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2014/0809.html
 
 TOMO市では、
 障害のある人が戦場に行った時代について、
 日本の精神医学界の権威であられた「やさしい巨人」故・秋元波留夫先生と、
 「戦争と障害のある人」の研究の第一人者である清水寛先生による

 「忘れられた歴史はくり返す 【KSブックレットNo.9】」
 
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_tomobook_11.html

 を取り扱っています。
 
 戦時中の現実と、その経験からあふれ出す
 ゆるぎない平和への思いが込められています。

 この機会にぜひご一読ください。
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■【新刊】

KSブックレットNo.20
「鎮魂から復興へ 〜障害のある人たちの東日本大震災」

 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_tomobook_1999.html

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 発行元:きょうされん事務局(TOMO市管理事務局)
 発行担当:ナカ・マツ・アキ・ナベ・ウリ

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『 温ったか ここに あったか 』
障害のある人たちが働く「作業所」のショッピングモールTOMO市
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