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やどかり出版

辰村泰治の70年

1,980円(税込)

著者の辰村さんは,1937(昭和12)年に当時の満州国で生まれた.第2次世界大戦にほんろうされた幼少時代,そして,その後は統合失調症を発症し22年もの長期にわたる精神病病棟での入院….まさに,「日本の国策にほんろうされた」1人の人間の人生が丹念に描かれている.  国策によって貧富の差が生み出されている時代だからこそ,辰村さんの人生から学ぶことは多い.
<目次> 献辞  辰村さんとの出会い  記憶の質と量に驚嘆  「人が生きる」重さを教えられた 第1章 第2次世界大戦にほんろうされて      -中国東北部で敗戦,引揚者として金沢市で-  1.わが故郷中国「長春市」  2.満州での幼年期  3.日中戦争から太平洋戦争  4.太平洋戦争の終結と父との生き別れ  5.父と別れてから内地に帰るまで  6.金沢での暮らしの始まり  7.新薬ペニシリンのこと  8.弟敏治の死  9.教育基本法公布のころ〜失恋第1号  10.父の死の知らせと母方の叔母の結婚  11.祖母のおかげ 第2章 東京での新しい生活になじめず発病  1.新しく進学した中学校の第一印象  2.中学生にはなったけど  3.母の死  4.所詮は文弱  5.高校・大学受験のころ  6.大学入試のころ  7.人生は不可解なり  8.論語読みの論語知らず  9.教養課程のころの思い出  10.道を踏みはずす  11.腐った身のほど知らず 第3章 精神病院と私    1)初めての入院で地獄の1丁目と言われ    2)幻聴に導かれてガラス窓に突入    3)保護室の隣人    4)歌人G氏との出会い    5)同性愛の片鱗を垣間見た    6)仕事探しの苦労    7)大宮駅のプラットホームから精神病院へ    8)今でも忘れられない患者    9)3時間かかった胃潰瘍の手術    10)苦しめられてきた痛みから解放されて    11)過食の結果ぎっくり腰に    12)患者は最下層,医者,看護婦,看護人には絶対服従    13)女性患者にお世話になった    14)患者の搬送の手伝いをしてコーヒー牛乳等をもらう    15)看護学生に搬送の要領を伝える    16)精神科病棟の掃除や配食・配膳をする    17)飴と鞭の患者管理法    18)忘れられない旅の思い出    19)やどかりの里をだれも教えてくれなかった    20)忙しかった病院の厨房でのボランティア仕事    21)ケースワーカーが来て私は退院できた 第4章 私の就労体験   1)最初の就職は再発で依願退職に   2)ビニール工場で単純作業   3)転職,小さな町の不動産屋の店員へ   4)とにかく働きに働いた   5)いくつかの仕事,そして病気の再発   6)エンジュでの仕事と仲間たち 第5章 今を生きる  1.地域に生かされて     22年間の長期入院を経て,自分らしく生きている私  2.やどかりの里のグループホーム     企画者,取材者として  3.体験発表の講演を続けるわけ  4.自分の夢,これからの希望 おわりに
辰村泰治の70年
商品名 辰村泰治の70年
商品番号 025
メーカー名 やどかり出版
著者 辰村泰治
仕様 A5判 174ページ
発行日 2007年08月
在庫 豊富
販売価格 1,980円(税込)
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